オカリナぽーるです。
7月ごろのお話ですが、
ふとしたご縁で私は一人の書道家の師範と出会いました。
師範と言っても
長いひげを生やした大先生という感じではなく、
どちらかと言えば親しみやすい、
青年風のさわやかな先生です。
書道とオカリナ?
何の関係もなさそうですが、
実は私は
書の筆の運び、
その時、その場でしか現れえない筆の勢い、筆のリズムに
オカリナの即興演奏と通じる何かの縁を感じるのです。
↑ 坂本幸一さんの書
書道とオカリナ? 何の関係があるの?
私は以前から
オカリナの即興演奏で
日本のこころ、やまとごころ を表現するというテーマに取り組んでいます。
この動画は「さくら、さくら」をきっかけに
「一期一会」を表現したくて、祈りながら即興で録音したものです。
オカリナでは
そのときの気持ち、
その瞬間にしか現れえない何かが、音であふれ出る一方で
「書」
では
筆を通じて
そのときその場でしか表しえない何かが
白い空間に出現します。
書の師範
坂本幸一先生は、
書道の仕方を教えるということだけではなく、
書を通じて、
自分に向き合う
自分を知る、
自分の自分にしかない夢を実現する
ということを目指しておられました。
そしてその夢を熱く語られました。
その気持ちに私は本当に共感したのです。
思えばオカリナも同じで、
オカリナはただ音楽を演奏するだけのものではありません。
オカリナは、たましいの言葉をしゃべる口の一部だと思っています。
だから私は、オカリナを人に教えるときは
吹き方にこだわりません。
基本は当然教えてもらわないとできないこともありますが、
最低限の音階と運指をおぼえてもらったら、
あとは、曲になっていなくても
心行くまで吹きまくりましょうといつも言っています。
坂本幸一さんとの出会い
坂本さんと出会ったのは
「フロントラインマーケティング」や
書籍「クビでも年収一億円」の著者でもある小玉歩さんの主催するセミナーでのことでした。
セミナーのお話の中で、坂本先生は
見かけの明るい印象とは想像もつかないほどの
つらい少年時代を過ごされたと語っておられました。
非常に貧しい家庭に生まれ、お母さんは小さいころに出て行かれ、
ひねくれていた学童時代。
しかし、
そんな中で書道に出会いますが
型通りの字を書かず、自分の好きなように書きまくっていたある日、
書道の先生と意気投合して、書道に打ち込みます。
坂本さんは
その後、学校教師になり、
書道を通じて、いろいろな学生の教育に専念されます。
そのときのお話もとても興味深く、
書道をつうじて
字の書き方だけではなく
自分の中の何かを発見するお手伝いをしている
というお話にとても感銘を受けました。
私が福祉活動の中でいつも目標にしている
「エンパワメント」に通じる見方があると感じました。
それで
坂本さんのお話が終わるや
私は坂本さんのもとに飛んでいき、
交流を持たせていただきました。
お話する中で
「学校教育に全力を注いできましたが、
そこに自分のやりたいことの限界を感じました」
と。
昨年、退職を決意され、
ネットをフル活用しながら、書道を通じた
「自分探し、夢の実現」
に全力を注いでおられます。
私がこれまで訴えてきた
「夢と自由のバリアフリーロード」が
坂本さんのご活動の中に見事にあると確信しました。
本日この記事で
坂本幸一さんに触れてほしかった理由は
メールマガジンに書かれている坂本さんのお話、
お考えに触れたら
なるほど!とわかると思うからです。
オカリナは、ただ正確に楽譜を演奏するものではありません。
書道はただ正確に字を書くものではありません。
私は
私で
私なんだ!
私なのよ!
と
たましいが息吹いて言っている
その呼吸です。
だから
大切なあなただからこそ、
真心こめて坂本幸一さんをご紹介したいと思います。
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