パワーをつけないエンパワメント その1 頑張らなくてもいいんですよ~


  • パワーをつけない「エンパワメント」

子どもの力

 

 

あなたは

 

「エンパワメント」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

 

おそらく

 

何かのパワーをつける

 

何かを強化するというイメージを持っていると思いますが・・・

 

 

 

実はそうではありません。

 

本当のイメージが専門家以外には伝わっていない場面を良く見ます。

 

 

 

 

全てのコミュニケーションや人間関係のうえで

 

非常に大切な考え方が

 

「エンパワメント」という概念です。

 

 

 

 

この「エンパワメント」について理解すると

 

まわりの人と

 

円滑でより魅力的なコミュニケーションがとれるようになるでしょう。

 

そしてそれにより

 

コミュニケーションだけではなく、

 

夢の達成や

 

仕事や学業でも

 

きっと良い結果につながっていきます。

 

 

 

では

 

エンパワメントについて

 

正しい理解をしてきましょう。

 

 

 

  • エンパワメントとは

 

 

 

「エンパワメント」とは何でしょう?

 

よく

 

「エンパワメント」によって訓練して・・・

 

とか言った、間違った表現が

 

新聞や雑誌にもありますが

 

「エンパワメント」とは

 

訓練して頑張ってパワーをつける

 

という考え方とは正反対なのです。

 

 

 

 

「エンパワメント」とは、

 

自分の中に本来あるパワー

 

相手の人の中に本来あるパワー

 

そういう最初からあるパワーに気づき

 

そして

 

自分も相手も徹底的に尊重していく

 

という考え方です。

 

 

 

 

  • 人は生まれながらにして素晴らしいという前提

 

生まれたばかりの赤ちゃんを見てみましょう。

 

手の中に抱っこされているその赤ちゃんには

 

大変な力が備わっています。

 

子どもの力

 

 

例えば、生き続けようとする力、

 

人とつながろうとする力、

 

そしてその子にしかない個性。

 

人はだれ一人残すことなく

 

そういうすばらしいものを持っています。

 

 

 

 

私たちは

 

最初から

 

そういうものを持ってこの世にやってきたのです。

 

 

 

 

一人の赤ちゃんの存在の中心には

 

目で見ることはできないけれどすごい力があるんです。

 

それは人権という「いのちの力」

 

「生きる力」です。

 

すなわち

 

「わたし」が「わたし」であることを

 

大切に思う心の力であり、

 

わたしのいのちを尊重し、

 

ほかの人のいのちを尊重する力です。

 

 

その力は、

 

身分や地域、性別、障がいや病気の有無など関係なしに

 

一人ひとりが平等に持って生まれてくる力です。

 

それが「エンパワメント」の原点なのです。

 

 

しかし

 

そんな素晴らしい私たちも

 

幼児期での親や幼稚園の先生、地域の人との関わり

 

少年少女期の家庭、学校や友達との関わり

 

青年期・成人期の職場での関わり、異性との関わりなど・・・

 

いろいろな関わりの中で

 

いろいろなメッセージが投入され

 

 

自分自身の素晴らしさを見失っていきがちなのです。

 

そうなったらどういう現象が起きるのでしょうか

 

(次回にお話しします。)


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