南の島の友情に思う ~あるゴスペルのオカリナ演奏~


sunrise

 

もう何年も前の思い出です。

ある南の島でふらふら歩いていて、

古びた教会があったので入りました。

ちょうどミサが行われていて、

貧しい教会で、オルガンも楽器も何もない。

 

そして、

みんながアカペラで歌を歌いだしました。

そのハーモニーの美しいことは、口ではとても表現できません。

おそらくタガログ語でしょうか・・・

まるで、花々が歌いあっているような

天に上るような調和の旋律

本当に魂が躍りました。

 

教会の外では、さざ波の音と風の音。

窓から、海に沈む夕日の赤い光が差し込んでいました。

ミサが終わって、歌を歌っていたみんなが、親切に話しかけてくれました。

言葉は通じませんでしたが、

笑顔と握手の中に、みんなと友情をかわしました。

 

 

私は

あることで落ち込んでいて

ふらふらと幽霊のように南の島をさまよっていたのですが

だれに案内されたわけでもなく、引き寄せられるように入った

寂れた教会。

そこで聞いた歌が忘れられなかった。

魂が救われた経験です。

 

 

何年か経ちました。

 

 

今度はその時の情景と対照的ですが

ネオンきらめく繁華街。

この時もふらふら歩いていて、誘われるままに

ショーパブに入ったのですが、

フィリピンのダンサーたちが、素晴らしいショーを見せてくれました。

横に座ってくれたダンサーと片言の英語で話しているうちに、

南の島で聞いたゴスペルの話になり、

ゴスペルが好きだというと、

あと二人のダンサーも私のボックスに座りに来て、

三人でゴスペルを歌ってくれました。

その歌が、あの時南の島で聴いた、魂踊るゴスペルだったのです。

見事なハーモニーで、

さっき見たダンスショーの107倍はインパクトありました。

嬉しくて、今も脳裏に焼き付いています。

 

 

何とかあの調べを再現できないかと思ってきたのですが、

オカリナでやっと、演奏する気持ちになりました。

しかしあの美しさの7分の一も表現できていないと思います。

 

波の音、

沈む夕日、

緩やかな時間、

そしてその中で響くハーモニー、

オカリナ演奏はこちらの動画からご覧ください。
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http://youtu.be/G8Xutf4mTeE

 

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