花火よ花火
きらめく花火
またたく花火
空にキラキラ七色花火
夜にぱあーっとひろがる花火
きみのひかりは
一瞬だけど
きみのひかりはとわのひかり。
ひかりっていうのはね
一度光ったらね
そこから何万年も何億年も
まっすぐまっすぐ進み続けて
銀河のかなたへ届くんだ。
ひかりっていうのはね
一度光ったらね
見た人の心にひかり続けて
いのちのリレーを始めるんだ
一度光ったらね
いつまでも生きて生きて
生きて進むんだよ。
ひかりよひかり
花火のひかり
きみのいのちは
とわに輝け!
こんにちは
ぽーるです。
花火。
いいですね。
缶ビールと焼き鳥持って、
明るいうちからいい場所を陣取って
花火の開始を待つ人もいて、
人で混雑してきたら
お父さんに肩車してもらって花火を見る可愛い浴衣の女の子もいて、
花火よりも、花火を見て喜んでいる人がおもしろいって感じる
今日この頃です。
十年以上前も
花火を見に行きました。
その時に一緒に見た人の笑顔も、うれしそうな声もはっきり覚えています。
それは私のなかで、決して消えることはありません。
花火が終わったとき、
ある人が「さみしいね」
と言いました。
「なぜ?」ときくと
「花火って一瞬じゃない。
華やかにぴぁかーって光って、
その次は何にもなくなるじゃない。
だから
どう言ったらいいのか、
さみしいんだよね」
でも
私は思いました。
花火も
人の人生も、
さみしくない。
だからこの詩を書きました。