「きみがよ」に感じる、和と平和の気持ち


こんにちは、オカリナぽーるです。

本日は新年にあたって、日本の国家「きみがよ」をベースにして

私の創作にてオカリナによる即興創作演奏をしました。

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演奏では

私たち日本人が、先祖の代より大切にしてきた「和の心」に

平和への希望をこめました。

 

 

平和の希望~「きみがよ」より、オカリナによる創作即興演奏


平和の希望~「きみがよ」より

Hope for Peace – Ocarina improvisation from Japanese National Song”KIMIGAYO”

 

ある日、私は、一人のミュージシャンのコンサートに行きました。

 

彼のライブを実際に聞くのは、はじめてでした。

 

ときめきながら迎えたオープニング。

ホール全体が沈黙している中、彼は、何の伴奏もなしに

ソロで「きみがよ」を歌い出しました。

 

 

はじめて感じた、言葉で表せない感動。

体中が震えました。

目から涙があふれ出しました。

 

ミュージシャンの名は

角松敏生Toshiki Kadomatsu」と言います。

広いジャンルで、オリジナルのニューミュージックを歌い、

プロデュースもしている

日本の有名なアーチストです。

 

私は、いろいろな儀式の場や勉強の場で

「きみがよ」を何百回と合唱してきましたが、

こんな、生き生きとして、響き渡る「きみがよ」を聴いたのは初めてでした。

こんなに心を動かされた「きみがよ」は初めてでした。

 

 

角松敏生さんの歌う「きみがよ」を聴いて、

私は大きな気付きを得ました。

 

自分の心で

自分の思いを込めて

自分の魂を込めて歌うことで

この、私たちになじみの歌「きみがよ」に翼が生える。

 

だれに歌わされるのでもなく、

自分の心から

魂を込めて歌うことで

音に命が吹き込まれる。

 

こう思いました。

 

 

日本の国家「きみがよ」には

私たちの先祖が何千年もの間大切にしてきた

「こころ」が込められています。

 

一つは、「清い心」

Heart of purity “KIYOI KOKORO”

 

一つは「明るい心」

Heart of brightness “AKARUI KOKORO”

 

そして最も私の大好きな心は「和の心」

Heart of harmony “WANO KOKORO”

 

 

私は、この三つの心を「きみがよ」から味わいながら

自分の心で育み、

私オリジナルの即興演奏を再創作しました。

 

その中に私の願いを込めています。

それは、長く長く続く平和がこれからも固くなっていくこと

です。

 

そしてそれは、力によるものではなく、人々の「和」のつながりによってこそ

維持できると思います。

 

 

数年前日本を襲った「3.11大震災」の津波では

大きな苦しみと同時に、

世界中の人々が、国を超えて、民族を超えて、日本人のために祈ってくださり

支援してくださりました。

私たち日本人は「和」の心が、世界中にあることを実感しました。

 

昨年フィリピンを襲った大きな台風でも

世界中の人々がつながりながら、現地の人々を今も支援しています。

 

新しい年には

この世界中にある「和の心」にもう一度気づきたい、

そう思うのです。

 


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