卒業式のあの曲をオカリナで~ヘンデル カンタテ・ドミノ


卒業式や表彰式でよく演奏されるのあの曲。

賞状授与の時などに思い出があるのではないでしょうか。

あの有名な曲は、実は聖歌です。

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ヘンデル作曲の「カンタテ・ドミノ」(Cantate Domino )といいます。日本語の題は「新しい歌を主に歌え」

復活祭などで特別に演奏される合唱曲です。

オーケストラと、大合唱隊で編成される大規模な曲です。

私も聖歌隊のコーラスで、この曲のテノールを歌いました。

本当にハーモニーが美しい。

この素晴らしいハーモニーを何とかオカリナにできないかと

ずっと試行錯誤していました。

まだ研究途中ですが

動画を作りました。こちらです。

原曲は、ラテン語の聖歌で、

イエス・キリストの復活を喜び、賛美する内容になっています。

全人類と、全地に向かって、新しい歌を歌い

復活したイエスをほめたたえ、

その真実を世界に述べ伝えるという内容です。

たしかに、

イエスの復活を賛美する歌ですが、

私はオカリナを吹きながら、ふと感じたことがあります。

作曲者ヘンデルはきっと、

この歌を歌う人

一人一人の復活を

あらかじめ喜び、感謝して作ったのではないかと。

つまり、

時間を超えて、

現在聞いて歌う私たちの復活のことです。

復活?

そう。

復活とは、イエスのように一度死んで蘇るということだけではありません。

過去の悔いも

未来の不安も

一色して新しいいのちの境地に生きること。

それは、

呼吸をするたびに起こっています。

この

私たちの日々の復活を

時間も空間も越えて

ヘンデルはあらかじめ喜び、祝ったのに違いありません。

だから

私は、ヘンデルがもし今生きていて隣に座っていたら

きっとこう言ったに違いない詩をつくって、

動画の中に入れました。

動画をご覧ください。

卒業記念に贈るハレルヤ~癒しと喜びのオカリナハーモニー


卒業記念に贈るハレルヤ~癒しと喜びのオカリナハーモニー

図1

ハレルヤ(アレルヤ、allelujah)は、

復活祭やクリスマスに歌われるめでたい言葉です。

日本語に訳すことができないのですが

よろこびや賛美を表す、心の底から湧き出る言葉です。

 

きっと、卒業や、新しい門出をお祝いするときにも

ピッタリのニュアンスを持っていると感じました

 

いつか、「アレルヤの続唱」を

大きな教会の聖歌隊が歌っているのを聞いたことがあるのですが

圧巻でした。

 

力強い二人の男性バスから始まって

数名のテナーが加わり、

そして美しいソプラノが、まるで鳥が翼を広げて飛んでいるかのように

ハーモニーをくわえていく。

だんだんと唱者が増えて、

ついには大合唱になっていく様子を体感しました。

 

これをオカリナで表現できないかとずっと思っていたのですが

一人で作ってしまいました。

 

これがこの曲です。


4種類のオカリナによる6つのハーモニーで構成しました。

メンバーは私ひとりなので

独自に考えたマッチング収録法と、ミキシングを使って作りました。

まだ納得できていませんが、何回もやり直しました。

 

4フレーズ目に、バッハ­のお父さんでパッヘルベルの作曲したカノンをベースにしたソプラノを入れています。

 

卒­業などの門出の記念に贈る歌のプレゼントにピッタリの曲に仕上げました。

短い曲ですが

 

オカリナの持つハーモニーの力を聴いてみてください。

 

 

 

私の夢は

この合奏を

世界中の1000人のオカリナ愛好家とハーモニーすることです。(かなうかな?)